コラム組織活性化関連のコラムです

会長の抵抗

さまざまな企業に関わってきたので、さまざまなシーンに出くわします。ある社長に呼ばれ、土砂降りの雨の中を出かけたことがあります。約束の5分前に企業を訪問したところ、社長は来客中なのでお待ちください、と言われたのですが、応接室に通されるわけでもなく、待つ場所に案内され

123年観測史上「初」

熊本県荒尾で、車から降りて、講演会場へ向かうとき、あまりの熱気にクラクラとしました。車の「温度計」は39度を示していて、どう考えても異常な暑さなのです。スーツを着ているので、余計クラクラする。福岡のマンションに帰って調べたら、各地で「最高気温」を観測したらしい。福岡では「123年

「業界最先端」との接点

先日、東京・千葉へ出掛けて来ました。NN構想首都圏地域会が主催する後継者塾の仕事でした。前日から乗り込んでいたので少し時間が取れたので、品川・東京駅・船橋・秋葉原・浜松町と思いつく場所を歩きました。人の多さはさすがに首都圏です。そして、外国人の姿を見かけるのも当たり前の事なのですが、

離職率から考える

ある時、厚生労働省のサイトで「離職者統計」を調べたことがあります。平成22年の常用労働者の動き平成22年1年間の入職者数は、631万人、離職者数は、643万人となっている。この結果、常用労働者数は、事業所の新設や閉鎖等の影響を除き、12万人(同0.3%)の減少となっている。(厚労

残暑お見舞い申し上げます

すでに「立秋」を過ぎたので、暦の上では秋なので「残暑お見舞い」になります。しかしながら、ここ数日の「残暑」はものの程度を知らず。かなり厳しい。福岡では連日35度を超える猛暑日が続き、9日は太宰府で37度を超えていました。さすがにこのくらいの気温で外にいると、体調によろしくない。週に何回か「自転車

2/3が消えた(泣)

Windowsパソコンに繋いでいた三台の「外付けHD」のうち一台が【クラッシュ】!!今日一日をかけて「復旧ソフト」でレスキューを試みるも、助けられたのは全体の3分の1くらいでした。「経験から学ばない」とは私のことです。ノートパソコンのHDがクラッシュ!デスクトップのH

足元のスタートライン 3

時代が大きく変わっています。数十年前の、物が少なく、あるいはサービスを提供する場所が少なかった時代ならば、圧倒的に【売る側】が強かったのですが、物があふれ、サービス提供するライバル店舗が増え、社会の仕組みが複雑になった現在は、完全に【買う側】の方が強いのです。 【買う側】に選択権がある以上、企業側は

足元のスタートライン 2

【躾】と書いて、「しつけ」と読みます。「業務」は出来ても「しつけ」の出来てない企業は多くあります。たとえば、「書類整理」は出来ても、電話の応対が出来ない事務員さんは、「総務の仕事」をしているとはいえません。「施工」は出来ても、地元対策が出来なくて苦情を抱え込む現場代理人は「施工管理の仕事」をしている

足元のスタートライン

ある美容室に「5S活動」を勧めたことがあります。個性的な経営者で、当初「客商売だからそんなことは必要ない」「倉庫みたいにべたべたと表示する張り紙など出来るわけもない」とずいぶん反対されたのですが、半ば強引に「5S活動」をして頂きました。不要なものを捨て、再配置として模様替えをさせ、みんな

ウキウキ会議、イヤイヤ会議

仕事柄、クライアント先の「会議」に参加することが多くあります。もちろんオブザーバーとしての参加なのですが、当事者ではないぶん、その組織が持っている「性質」が良く見える瞬間でもあります。やたら、社長の「訓話」が長い会議。それも10分20分ではなく、延々1時間半も「演

Seven Years ago

その組織との出会いは「7年前」にさかのぼる。組織とは呼べず、カリスマ性の強いワンマン経営者に率いられた組織でした。従業員たちは、とにかく働く。命じられたことはきちんとする。売上もそこそこあって、何とか利益は出ている。しかしながら【自主性】が

南風通信 再録 「利益」について考える

今年の5月に書いた文章です。南風通信 「利益」について考えるこんにちは。戸敷進一です。連休中に、中国地方の日本海側へ出かけて来ました。実は、全国47都道府県のうち「島根県」にだけ行ったことがありません。どういうわけか、講演の依頼もなく、私の中の「空白地帯」でした。

誤ったメッセージ 1

世の中が「多様性」に満ち始めたのは【1996年】からです。その前の年に「Windows95」が発売され、携帯電話が普及し始め、IT元年として高々に新しい時代の到来が叫ばれて以来、情報の量と速度が尋常ではなくなり、社会は「混沌」を内在した多様性の時代に足を踏み入れました。そしてその「多様性

漢字が書けない?

平均年齢28歳の企業組織とお付き合いがあって、「若い世代」の持っている可能性と【現実】を目の当たりにしています。SANKEI EXPRESS の記事によると、日本の大学生に「内閣総理大臣」の名前を聞いたところ、正解率は45%だったそうです。第1問「現在の首相の名前

再録 統計の旅

昔、そのまんま東という芸人が、宮崎県知事を努め、宮崎をボロボロにしたことがありました。何しろ彼の在任中、宮崎では、自殺者は増えるは農産物の売れ行きは落ちるは、散々な状態を引き起こし、挙句「口蹄疫」という一大事にすたこらさっさと逃げ出した男です。テレビや新聞では報道されなかったので、多くの人達は知らさ

「視点」が変わると「音」がする

福岡市内を歩いていると、いたるところにこんな「広告」を見かけます。福岡市は、本年の5月に人口150万人を超え、政令指定都市である京都市(146万人)を抜いて全国第6位の街になりました。人口の増加は今後20年ほどは続くと予想され、3〜4年以内には神戸市の人口(153万人)を抜き全国第5位は間違

オセロゲーム?

第23回参議院選挙の結果がよほど面白くないのか、若い知り合いが口を尖らせて、自民党の大勝を罵っていました。「憲法改正が進んだらどうするんですか?」「アベノミクスが失敗したら日本はおしまいですよ!」「徴兵制が復活したら、戦前と同じような出来事

35歳を超えると・・・

隔週で発行しているメルマガ「南風通信」を書くために、人口に関する資料にあたっていると、こんな文章を見つけました。■35歳過ぎると結婚はほぼ不可能、できたのは「男性で3% 女性で2%」2005年に35~39歳だった男性の未婚率は30.9%、5年後の40~44歳になった時

CMに異議あり!

最近のテレビのCMを見ながら考えた。突然「ゲームの宣伝」が出てくると、おじさんは思考は停止する。架空の生き物が出てきて、声優がいきなりアニメさながらの感情移入で何事かを大声で叫び、最後に【検索】はこちら、とやられると、何がなんだか分からないままに15秒が過ぎてゆく。

青い鳥症候群

こんな記事を見つけました。〜2010年度に入社した新入社員の多くが、入社半年の間に仕事に対するモチベーションを下げ、 50%以上が辞職を意識しながら働いている〜他人事ではない、と思ったのは、「従兄の息子」が一年を経ずに、会社を辞めて就職を探しているからでした。それ

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