コラム組織活性化関連のコラムです

経営者層から幹部・一般社員の方まで、
組織や世の中の動きに関する気付きを書き綴っています

受け待ち企業の誕生理由

 経営者の方と話をしていて、受け待ち社員についての話がいつも話題になります。「自分で考えようとしない!」「言わなければしない!」「言うまで動かない!」などなど経営者の社員に対する不満の多くはここに集約されます。「でも言えばするんでしょう。それでいいじゃないですか」と笑いながら私は応えるのです

子象の「杭」の話

 2016年が暮れようとしています。本年は大変お世話になりました。  特に今年は「最強の組織をつくる【5S】のススメ」(現代書林)という本を出版しまして、私にとっても思い出深い年となりました。何よりも皆様方の厚いご支援により出版不況の中「増刷」が決まり、来年には「電子書籍化」も決まりました。他の

働くということ

「もっと自由に働きたいんですよ!」 ある日、若い人たちの集まりでそんな発言があった。「自由に働くってどういう意味かな?もう少し具体的に言ってくれないかな?」「えぇと、自分なりのやり方で仕事をしたいと思っても、上があれこれ指図して命令するじゃないですか。それって働きにくいんですよね」 

「キーボード」の先の世界

 コンサルティングの現場で「ゆとり世代」という言葉を聞くようになったのは、ここ3,4年のことです。いつの時代もベテランが若い世代に対して諦めたようにレッテルを貼るのですが、この「ゆとり世代」は筋の悪い表現です。かつて若い世代のことを「新人類」とか「宇宙人」などと呼んだのは区別でしたが、この「ゆとり世

「プロジェクト」で人を育てる!

 「二極化」という言葉をよく耳にしますが、大手・中小に関わらず企業経営における二極化が進んでいます。時代変化にきちんと対応して変化を重ねている組織と従来型の仕組みや意識のままで動けない組織の違いです。どんな組織にも課題はありますが、①生産性が低い ②コミュニケーションが上手く取れない③人が育たない 

自分の「立ち位置」を知る

 人間には「空間認識能力」があります。空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のことです。つまり自分がどこにいて、どのような状態にあるのかを絶えず知っているということです。これがなければ階段ひとつ登れ

20年後に備える

 ある統計で「企業の寿命は23,6年」というものを見たことがあります。2013年に倒産した企業の創業年数を調べたらそんな数字になったというのです。以前は「企業の寿命は30年」と言われていましたから随分と短くなっています。それだけ時代変化が早いということであり、同時に創業年数がこれからを保証しないとい

17年目の「出版」

2016年7月11日発行のメルマガ「南風通信」の再録です。こんにちは。戸敷進一です。ようやく「本」を出すことになりまして、今週はそのご報告です。2000年に前職である建設会社の部長職を辞し、コンサルタントとして独立しました。独立した頃、いつかは「本」を書きたいと思っていたのですが

利益阻害要因 〜生活言語では組織は変われない〜

司馬遼太郎という作家は「言語」に関して緻密な考え方を持った作家でした。彼の随筆や講演録を読むとそのあたりのこだわりが濃厚に随所に現れています。【精神を表現するには生活用語だけでは足りません】という言葉が、彼の講演録の中に出てきます。生活用語とは、お父さんが家に帰ってきてお母さ

ダメなものは、ダメ!!

隔週でお届けしているメルマガ「南風通信」も体調不良で2ヶ月ほど休載してしまいました。ようやく6月になって「再開」しました。腰痛が悪化する直前の3月14日の文章です。まだ熊本で地震が発生していなかった頃のメルマガ記事です。(再録・ダメなものは、ダメ!)こんに

「社会人」と「組織人」

ある雑誌記事で、最近の若者はパソコンが使えないという話が出ていました。スマートフォン発売から8年(iPhone発売2008年)、タブレット端末の普及から6年(iPad発売2010年)が経って、指先とアプリで何事も済んでしまうのでコンピュータ技術を身につける必要がないという話でした。同時にあるネッ

情報過多時代を生きる 〜指先で大丈夫?〜

情報量と伝達速度についていささか反省するところがあります。Windows95の本格的な日本での普及は1996年からでした。逆算すると20年前のことです。その前の「Dos-v」という仕組みと比べると格段にUI(ユーザインタフェース)が向上してあっという間にコンピュータ社会が進みました。従来の「

未来「役員」育成

20年近くコンサルタントとして企業に関わり、最近になって分かってきたことがあります。多くの組織の役員級の経営幹部を眺めた時、3種類の道筋があります。 経営者一族なので役員をしている 経営者が引き上げて役員とした 自力でポジションを勝ち取った役員 の場合は、最初から役割りと

社長の言葉は日本刀!

コンサルタントを始めた40代前半の頃は、クライアント先の社長は年上の方が多く、当時は部長や専務たちと同世代でした。そのうち時が過ぎその世代が経営トップに立ち、最近では自分より若い世代が常務や専務から社長へ上がってきました。時代の変化や時間の経過の中で最近感じるのは「社長の言葉」の質の変化です。昔自分

組織人が成長する時

組織人が一気に成長する瞬間があります。① 後輩ができた時② 役職について「役割り」を自覚した時③ 人前で自信を持ってプレゼンが出来るようになった時後輩ができた時、誰でも「お兄さん」「お姉さん」めいた行動をしなければなりません。それまで組織の一番下で使いっ走りのようなポジション

ポジティブリスト、ネガティブリスト

企業経営を考える時、もっとも重要な事は「組織の目的を明確にする」ということです。そして。その目的を考える時にふたつの視点が必要です。ひとつは「利益を出す」という原理原則です。組織を維持するためには利益が必要で、そこで働く人々はある意味生活するための金銭を目的としています。その金銭を安定的に、

求められる「バイタリティ」

 世界史を学ぶと「疫病」「天候不順」「食料不足」「宗教」などという要素が幾つか絡まって世情が不安定になり必ず「戦争」が起こり、その後の復興を経て次のステージを迎えるというサイクルに気づきます。いつの時代も、社会的な動きや自然的な変化の組み合わせが引き金となって世の中が大きく動きます。東アジアに関して

必要な「プロセス」

 ある企業の社長から、かなり強い口調でクレームを受けたことがあります。「組織活性化プロジェクト」に取り組んでいるのだがベテランたちとリーダー・メンバーがうまくいっていない。ベテランが反発をしてどうにもならない。なんとかしてくれ、という話です。 リーダーは後継者である専務です。メンバーは工場長と若

3年後と現在

 5月21日発行のメルマガ「南風通信」の再録です。かつては「10年ひと昔」などと言っていたのですが、最近では「ドッグイヤー」「マウスイヤー」です。あっという間に周りの風景が変わってしまいます。【5月21日発行 メルマガ 喃風通信より】 こんにちは。戸敷進一です。 もう

「リーダーの言葉」の怖さ

日本女子サッカー代表チームを「なでしこジャパン」と呼ぶようになったのは2004年からです。その年アテネオリンピックがあって、開幕式の前日に女子サッカーの予選リーグが始まり、「なでしこ」はスウェーデンに1:0で勝ちました。深夜テレビでその試合を観てから、密かに「なでしこファン」です。何しろそのスウェー

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