コラム組織活性化関連のコラムです

必ずやる!できるまでやる!

組織が、ある地点から「変化」を始めたとして、ひとつの到達点は【自分たちの言葉で組織に語りかけたとき】です。継続して組織と付き合っていると、「変化」の量や質が良く見えます。ようやく重い腰を持ち上げたとき。かなりしんどい思いで悪戦苦闘している時期。案外簡単にことが運びすぎて、有頂天に

意識の「方向」と「枠」

九州という「田舎」に住んでいると、人の向いている方向がよく見えます。一般的に九州人は、東京を向いている。大阪ではなく、東京というところが鎌倉幕府以来、関東の御家人が九州に派遣されたという歴史的事実を踏まえているようです。坂東武者の「名こそ惜しけれ」といういさぎよさと、九州人のいい意味での「短

業界の風景

日常接している「自分たちの業界」については、それぞれ精通していますが、「異業種の事情」はなかなかわかりづらいものです。特に「建設業界」は、独特の歴史と業界事情を抱えているので、一般の業界や社会からは特に見えにくいかもしれません。日経新聞が発行している雑誌のメルマガの文章を一部転載します。

「不愉快」との戦い

日曜日の夜、実家のある宮崎から博多に帰ってきて、ネットの記事を眺めていたら、こんな結論で締めくくられていた文章にぶつかった。〜「パソコン全時代」の到来と「失われた20年」とが起点をほぼ同時期とするが、偶然だろうか。 筆者には「パソコン全時代」が複合的な負の素因の中の一つを担っているような気配が感

南風通信再録 ~風に逆らう時代~

こんにちは。戸敷進一です。歳をとってしまったようで、なかなか口には出しづらい言葉ですが「時間がたつのが、やたら早い・・・・」つい先日、新年が来たと思ったら、5月の連休がやって来て、もうお盆。年寄りの感覚からすれば、次は年末です。年末か来ると、すぐに新年で・・・・。何もかもが、すさまじ

~世界観を持った人間~

1968年といえば、昭和43年のことで、私は「12歳」、小学校の6年生です。その時代に、ある作家が「幕末の大阪」について語っている講演録があります。~どうも商売は番頭はん、丁稚どんではたちゆかない。幕末になるとそんな雰囲気が大坂を覆います。豪商の鴻池はそれがよく分かっていたようですね。従

91枚の「アンケート」

ある企業の「コンサルティング業務」が終了するので、最後にアンケートをお願いしました。全部で「91枚」あります。さまざまな部門と、全国7拠点から集められたものですが、その「集計」と「分析」に追われています。質問と回答についての「単純集計」は、弊社スタッフにしてもらいましたが、最後の「○○以外組

遠くをはかる者

昔の人の言葉です。遠くをはかる者は富み近くをはかる者は貧すそれ遠くをはかる者は百年のために杉苗を植うまして春まきて秋実る物においてをやゆえに富有なり近くをはかる者は春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず唯眼前の利に迷うてまかずして取り植えずして刈り取る事のみ目

メルマガ「南風通信」再録 ~経営者の言い訳~

こんにちは。戸敷進一です。経営者の「言い訳」で一番多いものは「いつも言っているんですけど・・・・」というものです。組織の中でうまくいかないことが起こり、原因を追究しているときに、多くの経営者がそう言い始めるのです。「いつも言っているんですけど・・・・」実は、原因は分か

恐るべき「底力」 ~関東GDP~

久しぶりに「山手線」に乗って思ったのは、「若者が多い」という風景でした。統計上で見ると、年々「年寄り」が増えているはずなのですが、金曜日の夕刻の「山手線」には多くの若いビジネスマンの姿が目立っていました。九州の「電車」や「地下鉄」の風景とはずいぶん違う・・・。毎週月曜日に「手書きのレポー

2015年問題

もう少しすると、2015年がやって来る。そうなると、いっぺんに社会の「風景」が変わる。1942年生まれ  227万人1943年生まれ  223万人1944年生まれ  戦争により統計なし(総和19年)1945年生まれ  戦争により統計なし(昭和20年)194

一礼する「赤羽」

週末、スポーツ番組を随分と見ました。世界陸上をはじめ、柔道やゴルフ、野球と「スポーツ観戦」の週末でした。世界陸上の幕開けは、女子マラソンで、残念なことに日本選手の活躍は今一歩でした。日本人の最高位は、赤羽選手の5位でしたが、ゴールしたあと、赤羽選手が「走ってきたロード」を振り返って一

スケールを正す!

人間は「思い込みの生き物」なので、時折、スケールを正しておかなければ、勘違いを始めます。例えば、人口。中国の13億人やインドの11.9億人は知っていても、アメリカの3.1億人、インドネシアの2.3億人、ブラジルの1.9億人までは覚えていない。ましてや、パキスタンの1.8億人、バングラ

喜んでくれる人

時間で仕事を考えれば、早出や残業はめんどくさい。早出、残業を頼まれても、「はい!」などとは答えられない。仕事だけの楽しみから働けば、周りの連中が気にいらない。自分の思うとおりにいかなければ、「嫌な顔」が浮かんでくる。会社のためだと仕事を考えれば、早出、残業は苦にならない。

色付き「地図」

ずっと昔、ある企業の「営業会議」にオブザーバーで参加したことがあります。売上が年々落ちてきて、利益も確保しづらくなった。「何とかしなければ」ということで、幹部たちが集まって「営業会議」を開くことになったのである。聞いているうちに、段々面白くなくなってくる。自社の強み・弱みの分析、

謝絶率?拒絶率?

「謝絶率」とは、企業が金融機関に融資を申し込んだ時に「断る」率のことです。「お金貸して!」「ダメだよ!」ということですから、当然理由があるわけですが、金融円滑化法に基づいた企業申し込みに対する 九州の「謝絶率」は、3,8%(3月末現在)で、全国平均の2,6%よりも随分と高く、全国で1

「暴風雨」の人口変動

朝刊の見出しに踊る【人口2年連続減】の文字の下に、【3月末時点1億2623万人】という数字を見つけ、思わずため息をついてしまいました。この仕事を始めてから「人口問題」は最大の関心事で、ずっと数字を追いかけていたのですが、1億2700万人という「大台」をあっさり割ってしまっています。もちろん、外国

「危機感」のあり場所

組織の究極の目的は「組織の存続と発展」です。もちろん、歴史的に見れば「幕末の江戸幕府」や「昨今の自民党」のように、歴史的役割を終え、どのように「軟着陸(自主廃業)」させるかという目的を持つ組織もなくはないが、それはその時の「役割」のことであって、本来の目的ではない。組織の目的が「存続と発

以心伝心

横浜綜合事務所の泉先生から、ずいぶん以前に「Voice原稿」をいただいていたのですが、掲載が遅くなってしまいました。やっと準備ができ、先生のブログの方へ「書き込み」をしようと思ったら、そこに先日私が書いた【風雲、急なり!】を引用した先生の文章がありました。お互いにエールを贈りあうわけではありませ

風雲、急なり

盆休み前に、立て続けに「企業研修」が入っています。先月は「安全大会」に絡んだ講演要請が多かったのですが、このところ、クライアント先の個別の組織課題について「研修」したいという要望が立て続けにあっています。最近の傾向は、一からお願いしますという形は随分減って、この辺りまで自社で取り組んでいるの

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