コラム組織活性化関連のコラムです

「常識」を疑うために

昨今、一番の戦いは「常識との戦い」かもしれません。自分達が生まれ育ってきた時代の「常識」がことごとくひっくり返ってゆく。右肩が上がっていた時代、そこそこ安定していた時代ではないので、次々に「常識」が覆される。時に、息を整え、あたりを見回し、冷静に世の中の動きを確認する必要があります。

「フレキシブル」 ~組織の体幹~

フレキシブル【flexible】[形動]融通のきくさま。柔軟性のあるさま。「―な対応が求められる」(大辞泉)机の上に「フレキシブル・ライト」がある。巨大なばね仕掛けの「はさみ」がついていて、机でも本棚でも、板を挟みこめるようになっていて、どこにでも取り付けられる、というのが売りである

「軍艦」から組織を考えた

昔、「軍艦」に乗せてもらったことがあります。正式には、【海上自衛隊 護衛艦】なのですが、世界の常識では、自衛隊は軍隊であり、「護衛艦」は「駆逐艦」「フリゲート」に分類されているので、当然「軍艦」です。中学、高校と一緒だった友人が海上自衛官となり、そこそこ出世してくれたおかげで、ある日曜日、横

目に見えないもの 〜水面下での戦い〜

目に見えないもの〜水面下での戦い〜例えば「毎日、午前6時半に社員全員が集まって朝礼をする」という姿は、目には見える。しかし、社員が文句も言わず、その時間に集合する「背景」は目には見えない。「会議の前に、それぞれが携帯電話を置いて会議

再録【日本人の平均年齢】

最近、研修の冒頭で【現実から目を背けない】というタイトルのパワーポイントを見ていただくことがあります。3.11の「東日本大震災」以来、「福島第一原発問題」が顕在化して以来、日本の風景は大きく変わり、なおかつ「将来」へ向けてのビジョンもかなりの修正を迫られています。どう考えても、評論家やコメンテーター

ネット、繋がらず!

少々心配していたのですが、今夜の宿泊先は山間部にあって、イーモバイルが繋がりません。で、iPadでの更新なのですが、まぁキーボードが打ちにくいったらありゃしません。これで長文を打つとなると、夜が明けそうです。本当は、今日訪問した企業の「明るさ」について書きたいのですが、入力段階で私がつまずい

「5S」のベンチマーク

「5S」活動は、「整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)」という分かりやすい【要素】を、手順を間違えずに「組織内」で行い、生産性の向上や組織のコミュニケーション能力の向上、顧客への安心を高め、最終的には収益構造まで変えてしまう「組織活性化の技術」です。「技術」なので「目的」ではありません。それ

「言っている」の向こう側 〜社長の言い訳と矛盾〜

多くの経営者と言葉を交わす中で「とじきさん、そうしたことはいつも言っているんです」「しょっちゅう言っている」「朝礼でいつも言っています」という言葉を聴くことがあります。つまり、組織の何ものかに関して、経営者は「気付いて」いて、それを絶えず組織に向けて「発信」し

「サンタクロース」の仕事観

昨日、今日と「横浜総合事務所」の泉先生とご一緒しておりました。昨日(24日)は、泉先生の横浜のクライアント先で私が組織活性化についての「全社セミナー」をして、今日(25日)は、愛知県にある弊社のクライアント先で泉先生に「幹部研修」をお願いしました。居酒屋チェーンの「ワタミ」の経理を創業以来手がけ

「レスポンス」

「レスポンス」とは反応する力のことです。昨年「横浜総合事務所」の経営塾で講師を勤めたことが縁で、㈱三友ファスニング さまの社内研修講師に呼んでいただきました。私の出身が「建設」なので、建設会社の研修は得意なのですが、持ち時間がなんと「4時間半!」。最近では長時間の研修です。すでに社長様や専務

「利益」の行方 〜金を稼いで何をする?〜

「利益」の行方〜金を稼いで何をする?〜ずいぶん前に読んだ本なので、出典は覚えていませんが、こんな意味の文章を記憶しています。「【金】そのものが好きな人間はまれである」何となく誤解を招きそうな文章なので、解説が必要です。ここでいう【金】とは、

「職位」と「役職」

組織には「職位」と「役職」というものがあります。「役職」は、個別の業務に応じた呼び名のことで、例えば部長と支店長は「役職」が違いますが、「職位」が同じということがあります。つまり組織における「責任」に関する表現の違いと考えていただければいいでしょうか。中小企業の場合、そうしたことはあまり意識

「中小企業」と「中堅企業」の違い

一般的に、「大企業」「中堅企業」「中小企業」という言葉を日常的に使いますが、これらにはいくつかの「定義」があります。大企業:資本金 10億円以上中堅企業: 資本金 1億円以上10億円未満中小企業:資本金 1000万円以上1億円未満零細企業:資本金 1000万円未満資本金で考えると

3度目の「5S」

「5S活動」は、ビジュアル(視覚的)な確認が出来やすいものなので、案外「簡単」にやれそうな雰囲気があります。 「片付ければいいんだろう!簡単じゃねぇか!」 という「捨て台詞(ぜりふ)」を聞いたこともありますから、一般的なイメージは、「簡単」な雰囲気です。もっとも、そうしてスタートした「5S活動」は、

「拍手」をしない人々がいる組織

さまざまな企業の催し物に呼ばれます。「経営計画発表会」「安全大会」「入社式」「○○周年記念式典」・・・・。あるいは、日常の「会議」や「朝礼」にも呼ばれ、オブザーバーとして参加します。さて、冒頭の「社長訓示」に拍手が起きない。「来賓の挨拶」に拍手が起きない。終わりの「会長挨拶」や幹部の「謝辞」

「個人」と「集団」

「性善説」と「性悪説」という言葉があります。性善説・・・・・人の本性は善であり)人を信じるべきだという考え方性悪説・・・・・人の本性は悪であり)人は疑ってかかるべきだという考え方という風に理解されがちですがこれは誤解で、正確にはこういう意味です。性善説・・・・・人は生まれ

3つの「やります」ひとつの「嫌です」

組織には、どんな時にも「問題」と「課題」があります。売上、利益、商品、サービス、コミュニケーション、教育訓練、意識改革、顧客満足、品質管理、安全管理、環境対策、IT対応、財務対策、幹部育成、後継者育成・・・・。利益が上がっていない時はそれなりの、利益が上がっていてもそれなりの「問題」や「課題」を

講演予定 チタジュウグループ第1回WESの会セミナー

チタジュウグループは、愛知県東海市(知多半島)にある「建材グループ企業」です。実は、お付き合いは随分と長い。3年ほど前、ある「アルミメーカーの講演会」で幹部の方と知り合い、その縁でコンサルティングや顧問的な仕事をさせていただいています。昨年、10月に「社名変更」をされて、グループの再編を行い

教育訓練、研究開発・・・

業種、業態、事業規模、地域に関わらず、伸びている企業の特色は、【インフラ投資】に金を惜しまない、というところにあります。【インフラ投資】とは、単に社屋や車両や機器・機械というハード面だけを指しているのではありません。【人的投資】に含まれる「研究開発」や「教育訓練」も含まれます。こういう仕事を

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