あるニュースサイトを見ていたら、こんな見出しを見つけました。
【パソコン過去最大の減少1~3月期の世界出荷・・・「ウィンドウズ8はパソコン市場を活性化するどころか、足を引っ張っている」】
今年1~3月期の世界のパソコン出荷台数が前年同期比13・9%減の7629万台になったと発表した。 7・7%減の予想を超す減少幅で、1994年に四半期ごとの調査を始めて以来、最大の落ち込みとなった。減少は4四半期連続。(米調査会社IDC)
パソコンではなく、タブレットが情報機器の中心になっているということと、米マイクロソフトが昨秋発売した新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の人気がまったく振るわないことが主な要因とされていました。
驚いたのは、専門家の予測が7,7%の減少であったのに対して現実が13,9%の減少であったということです。なんと「1,8倍!」の予測失敗。つまり「予測不能レベル」と言っていいかもしれません。
2000年の頃、原油価格は1バレルあたり30ドルでした。2005年に1バレル50ドルを越えた時、あるエコノミストの1バレル100ドル超えの記事は笑いものの種でした。しかしながら2008年にはあっさり1バレル100ドルを越えてしまいました。
現実は絶えず、予測を裏切ります。
現代の時代変化の速度は、専門家の予測の約2倍の速度で変化しています。
友よ、心せよ!!