最近の風潮を考えると、表題の様なことになるだろうか。もちろんこれは、自分自身の反省も含まれていることを言っておかなければなりません。
国も自治体も組織も個人も、「意思決定速度」が遅いために「後手」を踏んでいる怖れがある。時代変化の速度が上がっているのだから、相対として「意思決定速度」を上げなければならないのに、どこかで様子を窺っている自分がいたりして、ひどい自己嫌悪に陥ることがあります。
ー下手な考え、休むに似たりー
なので、一気に決めてしまえば済むことを、一度持ち帰り、検討だけで終わっってしまうことがないわけではありません。
「意思決定速度」が遅れる理由はふたつです。
まず、事前の準備不足です。いずれ判断しなければならないことは分かっていたはずなのに、準備が不足しているので、その場で跳べない。跳べないので、その場で腕組みをして、眉間にしわを寄せ、考え込んでいるふりをする。あるいは、その場しのぎの言葉を発する。
我ながら、情けないとしか言いようがありません。
ふたつ目が、情報収集不足です。
普段から情報通のふりをしながら、その実、地に足を付けた情報収集が出来ていない。概要はわかるけれど、詳細は把握していない。詳細を把握していなければ、判断を下す手段とはなり得ず、結局何も知らないということと同じ、という無様な有様です。
大阪の街は、結構元気が良さそうに見えました。
その背後にあるものの姿が良く見えないことにいらだっています。少々熱のある身体を引きずりながら、自分自身の不甲斐なさを感じる二日間でした。
情報収集、情報分析、事前準備と、本来やらなければならなことをなにもやっていねぇじゃねぇか・・・・。
熱の中で、猛反省中です。
(新幹線・のぞみ車中にて とじきダウン中!)