昨今、一番の戦いは「常識との戦い」かもしれません。
自分達が生まれ育ってきた時代の「常識」がことごとくひっくり返ってゆく。
右肩が上がっていた時代、そこそこ安定していた時代ではないので、次々に「常識」が覆される。
時に、息を整え、あたりを見回し、冷静に世の中の動きを確認する必要があります。
高いつもりで低いもの・・・・・教養
低いつもりで高いもの・・・・・気位
深いつもりで浅いもの・・・・・知識
浅いつもりで深いもの・・・・・欲
厚いつもりで薄いもの・・・・・人情
薄いつもりで厚いもの・・・・・面の皮
強いつもりで弱いもの・・・・・根性
弱いつもりで強いもの・・・・・我
多いつもりで少ないもの・・・・分別
少ないつもりで多いもの・・・・無駄
東京・高尾山の薬王院にかけられている「十か条」です。
ふと気付くと、こうした「文言」のように「誤解した自分」がいたりする・・・・。
(写真は、高知城の【一領具足】像)です)