主催者:佐賀県伊万里農林事務所
テーマ:経営の本質から見た農業・畜産の課題
伊万里市人口:57000人
人口密度:224人
3月17日に佐賀県の「パワフルさが畜産実践プロジェクト」で講演をしたところ、翌日「伊万里地区」担当の方から、同じテーマで「営農指導員」の方々に話をしてくれ、というご依頼があり、会場は「弊社研修室」で急遽行うことになりました。農業関係者に話をするのは、昨年の「宮崎県川南町」で、宮崎県農業会議主催の講演会以来です。
このところ、佐賀県の企業や団体は熱心です。建設、販売、サービスと意欲的な企業が多く、こうして農業関係者も動きが実に早い。もともと優秀な地域ですが、時代変化を感じる力も大きいのでしょうか。
宮崎では、昨年「口蹄疫」「鳥インフルエンザ」と家畜に関する病気が発生し、おまけに最近では「新燃岳」の噴火により、農作物に大きな痛手をこうむりました。農業は基本的に、自然が相手ですから、予測を立てることは難しい業種です。しかしながら、職業として考えるとき、「経営の視点」からみれば、他の業種と何ら変わりはありません。むしろ、これからの農業は「製造業」から学ばなければならにことが少なくないようです。
漠然とした「売り上げ」や漠然とした「イメージ」だけで、乗り越えられるほど、時代は甘くありません。
「東北大震災」や「福島原発事故」の後を受けての講演でしたから、少々「熱」がこもりました。
参加者の民様。遠いところわざわざ博多までお越し頂きありがとうございました。弊社研修室でいたら、日程の調整は十分可能ですので、ぜひ次回もお待ちいたしております。