「謝絶率」とは、企業が金融機関に融資を申し込んだ時に「断る」率のことです。
「お金貸して!」
「ダメだよ!」
ということですから、当然理由があるわけですが、金融円滑化法に基づいた企業申し込みに対する 九州の「謝絶率」は、3,8%(3月末現在)で、全国平均の2,6%よりも随分と高く、全国で1番です。
円滑化法が一年延長された4月に金融庁が出した金融監督指針で、「事業継続可能性」を求められるようになっていますから、この「謝絶率」はもっと高くなっているのではないかと言われています。
データを見ると、全国的にさまざまな指標が示す数字は悪いのですが、九州・沖縄はその中でもかなり悪い状況にあるようです。
「謝絶」ではなく「拒絶」が始まっています。
「事業継続可能性」・・・。
本気で考えていますか?