先日「黒字率 83%」という記事を書いたら、IGブレーンの山本くんからこんなコメントを頂きました。
先日、データをまとめた際に出てきました。弊社のMAS監査提供先の黒字率「83%」
よくよく考えてみると凄いデータなんですよね!
「赤字8割・黒字2割」なんて言われる時代で間逆の数値ですもんね。やはり、企業は「全社一丸」になる事が黒字化の最大の要因だという事だと個人的には思いました。上流(経営陣)と下流(現場)がガッチリ噛み合えば、長期的にも利益が見込める体制になると思います。自分達としては、このデータをよりアップさせていく事が今後のテーマになってくると思います!!
実は、この山本くんは彼が20代初めのころから知っていて、以前は随分こき使っていたのですが、最近は随分成長してしまって、教わることが多くなってきたという関係です。何しろIGブレーンのすでに中堅ですから、企業コンサルテティングに関しては相当な修羅場をくぐっています。
「赤字8割・黒字2割」ということに関する直近のデータでいえば、数年前からやや回復して
【257万490社中、27.7%を占める71万1478社が黒字法人、残りの72.3%の185万9012社が赤字法人】
という統計が国税庁から発表されています。持ち直してこの数字ですから、確かに8:2とか7:3という比率なのです。
昨日、山本くんからある企業の「財務推移表」を送ってもらい、時系列で数字を見ていくと、やはり組織活性化という「下流の受け皿」が出来上がり、「中期経営計画の立案」という方向性を明確にして、「単年度管理会計」を行うという流れの中で、売上高と経常利益が上昇しているのでした。
その期間は、約3年でした。
個人の教育のサイクルは3年です。小学校が低学年3年の高学年3年で6年間。中学校、高校がそれぞれ3年間。大学は教養や専門課程を3年間学び最後の年に卒業論文を仕上げる・・・。組織もまた【3年間】という時間を必要としています。何よりも「石の上にも三年」という素晴らしい言葉が日本にはあります。
「山本くん、あそこはいつ頃から良くなったのかな?」
「○○年からは黒字ですね」
「ふーん、組織活性化の取り組みを始めて3年目だね」
「はぁ、そうなりますか」
「△△県の○○株式会社はどうだい?」
「えーっと、○○年からいいですね」
「やっぱり3年目だなぁ・・・」
「組織活性化活動」と「MAS監査」の結びつきを強固にすると、3年で組織は間違いなく大変化をします。実は、山本くんが所属するIGブレーンも以前弊社の「組織活性化プログラム」に参加してもらっていて、弊社のプロジェクトを体験しているのです。
「忙しいところ申し訳ないけど、ほかの企業の財務推移資料を送ってくれるかなぁ」
「あぁ、いいですよ・・・」
以前なら、「早く送れ!!」と言うところですが、最近、山本くんは偉くなっているので私も丁寧な言葉でお願いする。
「出会ってから、何年目になるかなぁ」
「先生と出会ってからはもう7年ですかねぇ」
なるほど【3年×2】すなわち2クールを過ぎているので彼が成長していないはずはない。なるほどなるほど・・・。
ちなみに、山本くんから、まだ資料は届いていない!!(泣)