スイッチ (switch) とは、切り替えを行う部品、装置、また、それを行うことのことです。
組織のスイッチはたくさんあるように見えますが、実際「大元」のスイッチを握っているのは【経営者】です。【経営者】が大元のスイッチを入れてくれない限り、どこのスイッチを入れても、灯りはつかず、機械は動きません。
にもかかわらず、「大元」のスイッチの前で腕組みをして首をかしげている【経営者】が少なくありません。
「貴方がスイッチを入れない限り、他の人たちは何も出来ないのですが・・・」
そう経営者に告げても、スイッチの前で佇む【経営者】をたくさん見かけます。つまり組織に関わるさまざまなことを決断しない。
個人のスイッチはたくさんあるわけではありませんが、たった一人で決めることが出来ます。悩むことは多いけれど、自分で決められます。
「これだけは絶対やる!」
「これはもうやめる!」・・・・
すべて、自分で決められる。
スイッチなど入れてみなければ、どの程度の明るさなのか、どんな動きをするのかわからないではないか!!
「入れてみりゃぁいいんだよ!」
次々に「個人」がスイッチを入れています。
国が当てにならない、自治体が当てにならない、誰かが助けてくれるわけではない・・・・。自分の身は自分で守らない限り、誰も守ってはくれない。
「優秀な人間から辞めていく・・・・」
そりゃ当たり前です。【経営者】がスイッチを入れるかどうか、考え込んでいるからですよ。腕組みをしているうちに、誰かが個人のスイッチを次々に入れ始めているんです・・・・。