とじき雑感

「世界基準」と「日本常識」

    日本の50代の、普通のおっさんです。髪の毛が薄いことと、少々しゃべりすぎることを除けば、ごく普通の日本のおっさんだと思っています。
    そのおっさんが知っている「柔道」と、ロンドンオリンピックでやっている「Judo」とはどうやら別物であるようです。とにかく、男女とも「組手」が取れない、取らせない。ずっと見ていると、顔を殴らないボクシングのように、延々と襟元と腕を叩き合っている。昔、柔道を習った頃は、まずそれぞれに組手を組んで、それから前後左右へ相手を揺さぶり、足技や投げ技をかけたものでした。できれば「一本」で勝つのが理想で、それでなくともどこかに「綺麗に」という思想があったような気がします。それが、前回のオリンピックあたりから様子が変わって、「パワー系」のスポーツになったようです。

    日本の女子柔道は、48Kg級も52Kg級もメダルが取れませんでした。男子も金メダルには届きません。
    「国内でオリンピック代表に選ばれるのは、オリンピックで金メダルを取るのよりもむつかしい」
    とは、日本の「ローカルジャーナリズム」の台詞でした。それが【大嘘】であることがバレてしまいました。素人目に見ても、外国選手たちの「スピード」と「パワー」は、日本選手とは比べ物にならないくらい早く、強いのです。男子も女子も、高校生と大学生ほどの違いがあるようです。
    何よりも、何よりも【闘争心】と勝負への【執着心】が全く違うのではないか。

    昨年の3.11以来、日本のジャーナリズムは「内向き」な記事しか発信しないようになりました。新聞もテレビも極端に国際情報を伝えなくなっています。ひょっとすると【国際基準】を我々は知らないのかもしれませんねぇ。

    明日は、女子57Kg級です。2009年の世界選手権で利き手である右手の骨を「骨折」しながら試合に出た「松本薫」選手の登場です。私、この選手のファンなのです。骨折しながら「準決勝」「三位決定戦」の試合に出るという精神力はただものではありません。
    正直、頑張っていただきたい・・・・。

     

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