組織活性化コラム

魂の言葉

    2011年11月の「とじき塾・経営者編」は、「横浜総合事務所」の泉敬介先生をお招きしてのセミナーでした。
    泉先生は私と「同級生」にあたる世代の方です。1956年、57年生まれというのは、1970年代を10代後半から20代前半として送っています。1970年代は、「学生運動が退潮し、赤軍が日本国内外で暴動を起こし、全国各地に暴走族が現れた」という奇妙な時代でした。そうした時代に青春時代を送っている「おじさん」たちは、少々性格にねじれ(?)が入っていて、「熱い!」。敬愛する伊万里のF社長や別府のK社長や宮崎のH社長も「同級生」世代なので、その「熱さ」はどこか共通している。長渕剛、桑田佳佑、竹中直人、田中康夫、孫 正義、大仁田厚あたりが同世代といえば、分かりやすいでしょうか。もっと分かりやすく言えば、島田紳介、田代まさし、そのまんま東もこの世代です(泣)

    さて、その泉先生のお話は、冒頭からあっという間に「参加者」の心を捉え、「熱」を帯びる。何しろ、体験と経験から「体の中を通った言葉」なので、聴くものを魅了する。魅了するだけではなく、「魂」を揺さぶる。主催者なので、横から先生の話を聞いていたのですが、参加者が幾度も頷き、時にじっと聞き入り、ある瞬間にメモを取る姿を2時間半見つめていました。世代により、職位により、事業内容により、それぞれ頷く部分もメモを取る部分も違うのですが、参加者全員が、泉先生の話を「自分の組織」や「自分の立場」に置き換えて理解しようとする姿が良く分かる。
    会場の空気が、「高い意識」で満たされているのが良く分かりました。

    年に何回か泉先生の話を聞くのですが、聞いた後、なぜか「意欲」が湧く。自分のことを反省するよりも「よっしゃぁ!」という気分にさせられる。勝手な妄想ながら、ライバル心よりも一緒に道を歩んでいるような「エール」を感じる。おそらく、今日の参加者もそうだったのではないか。つまり「魂の言葉」を聞いたような・・・。

    「改善クラブ会員企業」さまへは、後日DVDをお届けします。是非ご覧ください。

    お忙しいところ、ご講演いただいた泉先生に感謝。
    また、参加いただいた皆様へ感謝いたします。

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