一応、自分の中では「2月末」で、以前の「ブログ」を終了して、「4月」から新しいサイトを立ち上げる予定でした。「まぁ、ひと月もあれば立ち上げられるのではないか」と思っていたのですが、「2011.3.11」に大災害が発生し、随分予定が狂ってしまいました。以前の「ブログ」に思わず書き込んでしまったように、今回の被災地を何度も訪問している。三陸海岸や福島、宮城には何度も行っているのです。当然、知り合いや昔のクライアントがいる。「知っている町々の災害」は、他人事ではありませんでした。「福島原発」で渦中の「南相馬市」は、5回訪問をしているし、クライアント先の社長のご家族は、そこに住んでいる・・・。
4月1日から、新聞やテレビの報道姿勢が「ガラリ」と変わってしまいました。さまざまな「情報」がいっぺんに隠れ、「後出しジャンケン」のように、遅れた「情報」が、オブラートに包まれたように出されます。
世界で25カ国の国々が、日本産の農産物の輸入規制を始めたことはテレビでは語られない。インドが日本からの農産物の輸入を全面禁止したことも、ロシアが日本の魚類加工品の全面禁輸を決めたことも語られない。外国の飛行機が「成田」に入りたがらず、旅行業界に大混乱が起っていることも報じられない。放射能に関する「数値」だけではなく、こうした経済を取り巻く現状を一切マスコミは伝えなくなりました。
総務省は6日、インターネットサービス事業者ら通信各社に対し、東日本大震災に関するネット上の流言飛語について、 表現の自由に配慮しつつ、適切に対応するよう要請した。
ネットのサイト管理者らに、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除などを求める。 震災後、地震や原発事故についての不確かな情報がネット上で流れ、国民の不安をいたずらにあおり、 被災地などでの混乱を助長しているとして、関係省庁で対応を協議していた。 ( 読売新聞)
明確な「ネット規制」が始まりました。気象庁の「放射能拡散予想」自粛要請と合わせて、戦前と変わらない風景が広がっています。
「奥歯を噛み締める日々」が続いています。