とじき雑感

組織活性化の本質 〜信念が道を開いた〜

    9月の「とじき塾」経営者編も、組織活性化活動の実践企業さまの経営者の方に「決意〜活動開始〜プロセス〜成果」について語っていただきました。
    s_DSC_0201お願いをしたのは、伊万里市にある「早田株式会社」の早田社長さまです。
    弊社との付き合いは四年になりますが、今回は経営者の方々への説明ということで、導入時期の困難な財務状況からどのように脱却していったのかのプロセスを丁寧に、また赤裸々に語っていただきました。金融機関との関係や組織の中での軋轢、またその時々のご自身の悩みまで話していただけました。

     

    事務機器販売を事業の柱としている企業ですが、ホームセンターや100円ショップの進出で消費者の購買行動に変化が現れ、それらの変化に対応しきれなかった時期を含め「3期連続赤字」からどのように脱出し、2期連続黒字化したかのプロセスは実に示唆に富んだエピソードのオンパレードでした。
    110ページに及ぶ「変遷写真」と「マーケティング資料」及び「財務変化資料」はすべて社長自ら作ってこられたものでした。

    社内の抵抗を恐れずに「組織活性化活動」の取り組みを決意。
    5Sリーダーである部長を支え続け、顧客が驚くほどの5S活動の完成。
    中期経営計画とマーケティング計画を融合させた戦略。
    毎月の「予実会議」での達成管理と修正活動。・・・

     

    まさにこの四年間の活動は「信念の戦い」であったかと思われます。
    早田社長へ深く感謝申し上げます。

    セミナーの感想を書かれた早田社長のブログはこちらです

     

    関連記事

    TOP