5月上旬の二日間、短い旅行をして来ました。
実は、この仕事を始めて「46都道府県」は訪問しているのですが、なぜか「島根県」と縁がない。各地の商工会議所、商工会、諸団体、企業から講演の依頼が来て、北海道から沖縄まで行っているのですが、どういうわけか「島根県」からだけご依頼がない。「鳥取県」の米子までは何度か足を運んでいるのですが、そこから僅かな距離ながら県境を越えられない・・・。
「まぁ、根の国だから・・」
などと笑っていたのですが、待てど暮らせど本当に依頼がないと何やら寂しい。おまけに、自分の頭の中の日本地図に「空白地帯」があることがどうも落ち着かない。
「それならば」と、今年の連休を使って、萩、出雲、宍道湖、松江と短い旅をして来ました。
随分昔のことですが、NHKで「小泉八雲」を主人公にしたテレビドラマがありました。【日本の面影】というタイトルだったと思うのですが、ジョージ・チャキリスと檀ふみがラフカディオ・ハーン夫妻を演じていました。その冒頭のシーンで、夜明けの静かな湖に小舟が浮かび、漁師が網を投げるシーンがありました。
それが、島根県の宍道湖のシーンであることを知って、一度は行ってみたいと思い続けていたのでした。
やっと、夢が叶いました。