今年も残すところ、あと10日あまり。どう考えても「忙しい。しかしながらその合間を縫って「来年の計画」を立てなければならず、それが実に悩ましい。どんな業界にいても「時代変化」からは逃れられず、同時に「ニーズ変化」も同様です。来期の経営計画を立てながら、実は【怖い時代】を生きているのだと実感している今日この頃です。
数日前の日経新聞の記事によれば
「スマホと携帯端末の需要について、2016年にはパソコンの4倍に当たる17億台に達する」
といいます。その中で、今までの「ハード系」「ソフト系」の企業が苦しんでいるという記事でした。
常時ネットに繋がり、ITサービスを享受することが当然な世の中になってきたので、従来のマイクロソフトやHP(ヒューレット・パッカード)、インテルの業績が低迷しているというのです。代わりに、新ビッグ4と言われる、アマゾン、アップル、グーグル、フェイスブックが伸びている。まあそこまではよく分かる話ですが、その延長線上で「デジカメ」のシェアをモバイル端末が奪い、「カーナビ」のシェアに顔を出し、「ゲーム」の世界まで侵食し始めているので、従来の組織の収益源を次から次に食い荒らしている風景にまでは思いが至らない。
【従来の競争ルールはもう通用しない!】
新聞記事の冒頭には、そうした文章が高らかに書き込まれている。
さて、我々の世界でも「従来のルール」が散々に破られているのですが、お気づきでしょうか。