年末になると、必ず行う「計算式」があります。
そして、その計算結果は、紙とメモ帳に書き出し、「暗記」します。
明治元年=1868年
大正元年=1912年
昭和元年=1926年
平成元年=1989年2012年ー1868年=明治144年
2012年ー1912年=大正100年
2012年ー1926年=昭和86年
2012年ー1989年=平成24年明治144年=大正100年=昭和86年=平成24年
なにごとかを考えるとき、結構これは大切な「数字」なのです。
【昭和のおやじ】が学び、感じたことを【平成3年生まれのガキ】に伝えるときに、この数字を頭の片隅において置かないと、大いに「誤解」します。
「日露戦争から何を学ぶか?」などというヘンな文章を見かけたときには、この数字を思い出せばいい。日露戦争は、1904年(明治37年)に始まった戦争なので、108年前の出来事なのです。過去になにものかを学ぶということは大切なことです。しかし、108年前の出来事から学ぶべきことは、経営者が「朝礼」で語ることではありません。
「現在」は「過去」から繋がっています。「未来」は「現在」と繋がっています。そのつながりの「数量化」を厳密に行っていないと、へんな文章やヘンな発言に繋がります。
年末恒例の「とじき計算式」でした。
(ちなみに平成3年生まれのガキとは、私の【馬鹿息子】のことです)