組織活性化コラム

素敵なメール

     

    朝から、やたら「電話」が鳴り続ける日、というものがないだろうか。
    なにやら、重なるときは、重なるもので、「結婚式」や「葬式」ですら、重なる月があったりする。

    朝から、ずいぶん「素敵なメール」を頂いた日でした。

    ある会社の社長からは、二日前に書いた「一礼する赤羽」についての感想とともに、【元気で楽しく、美しい会社】という言葉をいただいた。「美しい会社」など、なかなか書けるものではないが、経営者であるとともに「芸術家」でもあるその社長の感性から飛び出した言葉なのでしょうか。
    その言葉の響きとともに、朝からずいぶんと気分がよろしい。「低血圧」型の私としては、珍しい。

    続けざまに、コンサルティングをしている企業の「5Sリーダー」の女性からメールをもらう。組織のトップにいる「会長の文章」が添付されているのだが、読んでいて思わず「背筋」が伸びた。

    ・・・・追記
    5Sに対する個々人の意識の差に気づいた人は、下の自分の役割を考えてください。
    ①意識の遅れている人に協力してもらうために自分ができることは何か。
    ②その人の意識が遅れているところ以外に光るところは何か。
    決して責め心を持たないでください

    【責め心】などという言葉は私の中からは絶対に出てこないのではないか。しかし、組織のトップに長年いて「初めて見える風景」があることをこの言葉は教えてくれる。

    夕方は、「5S委員長」の男性からメールをもらった。

    ~「 5Sで孤立していないか?全面的に協力するから、大なたを振るって5Sをドンドン進めてくれ。オレが付いているから一人じゃない。全員に無視されて二人だけになっても5Sを頑張ろう。」と電話をもらいました。~

    前後に文章があるのですが、読んでいるうちに、何やら目頭あたりがむずがゆくなってくる。
    百名を超える社員の「先頭に立って」組織を引っ張っていくことが、どれくらい【孤独】なことであるか。そして、それを支えようとする社員がいることが、どれくらいその組織にとって貴重なことであるか・・・・。

    仕事を終え、マンションに帰り着いてから「返信」「返信」また「返信」・・・・・!
    晩飯も取らずに「返信」「返信」!!

    私が言ってはいけない言葉だが

    「いやぁ、みんながんばっているなぁ」

    さぁ、負けられねぇぞ。

    実に、今日は「素敵な」一日でした。

     

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