組織活性化コラム

喜んでくれる人

    時間で仕事を考えれば、早出や残業はめんどくさい。
    早出、残業を頼まれても、「はい!」などとは答えられない。

    仕事だけの楽しみから働けば、周りの連中が気にいらない。
    自分の思うとおりにいかなければ、「嫌な顔」が浮かんでくる。

    会社のためだと仕事を考えれば、早出、残業は苦にならない。
    それでも、それが何の役に立っているのかと考えたとき、「一時の頑張り」では長続きしない。

    仕事を、家族のためだと割り切ることも悪いことではない。
    しかし、子供が育ち、手元をはなれたとき、人生に「一抹の虚しさ」は訪れないか。

    地域のためと考えると、なかなか仕事を休めない。
    しかし、それで「喜んでくれる人」がいるのならば、それも苦にならない。

    「喜んでくれる人」がいるかどうか。
    自分が働いて、「喜んでくれる人」が。
    一人でも、二人でも構わない。本当に「喜んでくれる人」がいるかどうか。
    その組織があることによって「喜んでくれる人」がいるのかどうか・・。

    どういうわけか「経営者」は、「喜んでくれる人」の顔を組織の人間に見せようとはしない。
    「これだけの人が喜んでくれているぞ!」
    とは言わないのです。
    だから、みんな、面白くない顔をして働いている。

    ひょっとして、経営者も「喜んでくれる人」の顔が見えてなったりして・・・・。
    まさかねぇ・・・。

     

    関連記事

    TOP