コラム組織活性化関連のコラムです

思考の「補助線」

【今週の言葉】・・・ 思考の「補助線」長くコラムを休んでいたので、とじきは遊んでいるのではないか、という悪い評判を聞きました。つまり「発信」をしていないので、本来の【仕事】をしていないというのです。古いお付き合いのある社長からはわざわざメールまで頂いて注意された。いろいろ事情はあるのです

【馬鹿基準】との闘い!〜戦闘開始宣言〜

今年の年始の話です。 三重県の高速道路の主要なパーキングエリアやサービスエリアが、3日から4日の未明まで約70キロに渡り閉鎖された、というニュースが流れました。今年は4日が日曜日だったので、帰省帰りのピークです。その理由は、毎年恒例の暴走族の新年集会を警戒して、三重県警と高速道路を管理する中日本高速

仏の魂、組織の使命

仏の「魂」、組織の「使命」ある自動車関連の業界の集まりで、組織活性化の勉強会を開催したいということで講師の仕事をしてきました。参加者は経営者だけではなく社員さん方も多く入っていたので、レジュメもいつも使うものから何枚か差し替え、分かりやすい仕様のものにして準備をして出かけました。研修

「風景」の変わり目

6月も30日、最終日です。いよいよ、2014年も「折り返し地点」です。今年は前半戦に個人的なことながら様々なことがあって、リズムが狂ってしまいました。別段、落ち込んだりはしていないのですが、とにかくリズムがおかしい。周りがテンポを上げる時に、ワンテンポ遅れる。追いついたと思っても、どこかでそれに

身罷るは世の常なれど・・・

3月から5月にかけて、立て続けに身内や親しい人の死去を迎えました。従姉妹と義母と家族ぐるみで親しくしていた友人の奥さんだったのですが、どれも突然の死だったので、驚くと同時に、ある種の悔いに似た「無念」が残りました。身罷るは世の常なれど、残されし者の空虚さはいささか深い。先週ようやく5

曖昧さとの戦い

個人的に、ソチ冬季オリンピックが終わってからテレビの位置を変えて、なるべくテレビを見ない環境を整えました。代わりに今までテレビのあった場所にスピーカーを置き直し、パソコンやタブレットの「ネットラジオ環境」を整えました。そうなるとまぁ本をよく読むようになります。メモもきちんと取るようになります。当然、

マネジメントの定義と課題

昨年一年間、平均年齢28歳という若い世代で構成された組織と付き合いました。特に23歳という、大学を出たばかりの若者たちとの関わりから、教えられることが多くありました。もちろん、ショックを受けることも、頭にくることも少なくなかったのですが、組織における「世代」について考える機会をもらいました。「2

選択肢と価値観

最近、少々困ってしまうのは「時代に合わなくなったこと」に気付かない経営トップたちが、若者を追い出し始めているシーンを何度か目撃することです。「辞めてしまえ!」「辞めても構わんぞ!」目の前でそうした発言を聞くと、相当胸が痛む。客観的に見て、正しい発言をしているのは若者の方なのです。しかしな

暴風警報 発令!

3月19日の朝、ネットニュースを見て驚いた。金融庁が、中小企業金融円滑化法の方針を「返済猶予」から「廃業勧告」へ舵を切り直すという日経の記事でした。相当に厳しい基準で企業経営を見直し、再生の見込みのない企業は休廃業させるという内容です。以前から、こうした状況になることは分かっていましたが、正

お馬鹿の国の・・・

ある日、新聞を読んでいて奇妙な気分になりました。朝日新聞の天声人語で、「スマホフリー」に関して、変な文章が書かれていたのです。〜スマホフリーはスマートフォンを使わないこと。できるわけない、と悲鳴が聞こえそうだが、試みている会社が岐阜県にある。私用のスマホを使わない社員に、毎月5千円の奨励金を

残された6年間

帝国データバンクの情報誌に、毎月コラムを掲載しています。購読者の層が広いため、内容が少し大きな枠組みになることがあります。1月の原稿は、年初でもあったので、少し気合いを入れた文章になりました。日本の社会的構造として、2020年を過ぎると、団塊の世代が一斉に後期高齢者に突入します。昭和22

レジュメ 2014年巻頭言

世の中の流れが時代の風を生むその時代の風をどのように感じるかはその組織の【性質】による性質とは「素質」と「資質」のことである「素質」とは、生まれながらの体質と気質のことであり「資質」とは、生まれ持った天性の才能のことであるそして、「素質」と「資質」は、磨かなけ

南風通信再録 〜突破する力〜

昨年、11月のメルマガ南風通信です。時代は成熟をしていて、マスコミなどは安易に「閉塞感」などという言葉を使います。しかし本当の意味で「閉塞」しているわけではありません。個人も組織もいくらでも進むべき道筋はあるのです。無責任なテレビのコメンテーターや評論家の言葉に踊らされることなく、我が道を切

再びの「時間軸」〜成長の時間〜

年賀状に混じって、白い封筒が入っていた。年賀状を読むよりも先に封を切ると、ある会社の役員会の報告で「新役員」が選出されたという内容のものでした。埼玉県にあるその会社とのお付き合いはずいぶんと古い。当時34歳だったT君が「副社長」に、そして当時32歳で現場監督だったI君が「取締役」になっていました

経営の「時間軸」

毎月、帝国データバンクの情報誌に経営コラムを寄稿しています。昨年(2013年)の11月に掲載された文章を再録します。経営の「時間軸」大正元年は西暦で言えば1912年のことで、今年は「大正101年」に当たります。100年企業をリアルに想像するとすれば、大正の初めから現在

信号ひとつで…

博多駅周辺の信号システムが、昨年末に変更になりました。博多駅北側の交差点が「歩車分離方式」といういわゆるスクランブル交差点になったのです。国道3号線から博多駅に入ってくる車両や大博通りに抜ける車で交通量の多い交差点で、曜日や時間帯によっては渋滞する場所でもあります。年末のある日、マンシ

2014年 始動

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年末から新年まで、いろいろなところで文章を書かなければなリませんでした。新年は暦の節目なのでいくつかの確認事項がありました。2014年は、「明治146年」「大正102年」「昭和

準備は出来たか?

今年の2月、博多駅の近くにある「グリーンホテル」の解体工事が始まりました。およそ10階建てのビルの解体は大掛かりなもので、なおかつ交通量の多い場所なので、フェンスの設置や安全施設の設置などはかなりレベルの高いものでした。「解体施工技士」という資格を持っている私は、解体工事に関して素人ではありませ

利益阻害要因!

司馬遼太郎という作家は「言語」に関して緻密な考え方を持った作家でした。彼の随筆や講演録を読むとそのあたりのこだわりが濃厚に随所に現れています。【精神を表現するには生活用語だけでは足りません】という言葉が、彼の講演録の中に出てきます。生活用語とは、お父さんが家に帰ってきてお母さんに「風

再び 黒字達成率 83%! 〜3年間の挑戦〜

先日「黒字率 83%」という記事を書いたら、IGブレーンの山本くんからこんなコメントを頂きました。先日、データをまとめた際に出てきました。弊社のMAS監査提供先の黒字率「83%」よくよく考えてみると凄いデータなんですよね!「赤字8割・黒字2割」なんて言われる時代で間逆

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