昨年の年末。隔週でお届けしている2014年最後のメルマガ「南風通信」を書き上げました。2015年について書きながら「15年間」という時間の流れについて改めて考えました。一般的に人は、5年先10年先というものの考え方をしますが、人生を考える時、ほんとうに重要な時間の単位は「15年間」なのではないかと思いました。

新年度を迎えるにあたり、昨年末に考えていたことを再掲をします。

2014年12月26日発行 メルマガ「南風通信」

 

15年の意味を考える

 こんにちは。戸敷進一です。いよいよ年の瀬間近、2014年が暮れていきます。本年も大変お世話になりました。
 ここ数年の気象を始めとする自然現象は、活動を活発化させ、今年もまた各地に深い爪痕を残しました。同時に、外交や為替変動という国外の変化も大きかった年でした。2014年1月の原油価格は1バレルあたり104ドルしたのですが、12月は50ドル台まで下落しました。消費国は恩恵を受けているように見えますが、産油国は大変です。国によっては一国の経済が成り立たないほどの激変が起こっています。「振幅の大きさ」が2014年の特徴だったかもしれません。昨年末、およそ100円だった円相場は今年の年末には120円前後で推移しています。これもまた「振幅の大きさ」を示しているようです。
 こうした大きな動きの中で2015年は幕を上げていきます。
 15年間とは、こういう意味を持った期間です。
 15歳だった少年少女が、30歳の青年期を終える期間。
 30歳だった青年たちが、45歳の壮年期を終える期間。
 45歳の油の乗り切った人々が、60歳の老人の入り口に佇む期間。
 60歳だった人々は75歳を迎え、人生の終焉を意識し始める期間。
 さて、15年前、皆様は何歳だったでしょうか。
 今から15年前の西暦2000年は「平成12年」に当たります。20世紀最後の年でした。
 この時の総理大臣は何かとお騒がせな小渕優子の父親、小渕恵三で、その死去に伴い森喜朗が首相を継ぎました。太田房江が日本で初めての女性知事となった年でもあります。新500円硬貨が発行され、今はどこにあるのかわからない2000円札が発行されました。プロ野球では巨人の長嶋とダイエーの王による最初で最後のON対決があった年といえばわかりやすいでしょうか。有珠山噴火、三宅島噴火、駒ヶ岳(北海道)の噴火と火山噴火が相次ぎ、鳥取で大地震がありました。梶山静六や二階堂進などという個性の強い政治家が世を去り、青江三奈や工藤栄一が亡くなっています。若い世代には格闘家のアンディ・フグが死んだ年といったほうが印象深いでしょうか。
 シドニーオリンピックがあった年で、その年の流行語大賞は「最高で金最低でも金」でした。ヒットした曲は、サザンオールスターズ『TSUNAMI』、福山雅治『桜坂』、MISIA『Everything』などです。
 さて、15年前、皆様はおいくつだったでしょうか。そして、これからの15年は、どんな年になるのでしょうか。どんな期間にしたいのでしょうか。
 15歳が30歳に、30歳が45歳に、45歳が60歳に、60歳が75歳になる、新たな「15年間」の始まりが、数日後にやってきます。慌ただしい年の瀬ですが、時にその意味を感じて、新たな年を迎えていただければと思います。
 個人的に15年前の私は43歳で、長年勤めていた「建設会社」を辞め、コンサルタントとして独立をした年でした。まだ十分に髪の毛はあって、全国を駆け回った15年間でした。
 今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。
 皆様、どうぞ良いお年を。
 戸敷進一でした。