弊社の戸敷にたくさんの講演を紹介して頂いておりますが、主にどういう講演先が多いのでしょうか？

戸敷先生には、商工会議所などの企業支援団体や企業の協力会などの集まりの基調講演で多くお話をしていただいています。また、個別企業の安全大会などで現場のことをよくご存知の先生としてご紹介させて頂いています。

講師派遣会社の立場から見た時、戸敷の講演の特徴はどんなところにあるでしょうか？

ご経験に基づいた説得力と分かりやすさです。
先生は、建設業だけでなく、他の業界にもコンサルティングに関っておられますので、主催企業、聴講される方々の特徴を把握され、その上で、その都度、今お客様が一番必要とされる講演内容にして下さっています。その細やかな配慮と、他業種に置き換えて理解を深めるといったところが好評いただくポイントだと思っております。

「わかりやすさ」はどんなところから来ているのでしょうか？

講演会のご主催企業の事業規模に合わせて、適切な事例、解決策を提案して下さるので、会場の皆様との意思疎通がスムーズになっているからだと感じます。場合によっては、難しい専門用語を控える、もしくは、最先端の事例を伝えて下さるといった柔軟さもありがたいです。
また、地域や環境によって企業の置かれる状況、環境は異なりますが、その点についてもしっかり把握されているので、全国津々浦々のお客様に共感していただけるのだと思います。

戸敷がテーマとしていることは何だとお考えになりますか？

先生が企業の成長と存続について、「本気」で「情熱的に取り組まれている」姿勢に私自身が感動し、今に至る長いお付き合いになっております。
その気迫や熱意から声に迫力があります。その思いが会場にも伝わるのでしょう。

小手先の方法論、単なる技術をお伝えするだけではない先生独自の講演会になっているのだと思います。コンサルティング先、講演先で、どうすればお客様の企業が良くなるか、それだけでなく、経営者、社員の方々の幸せ、そして社会の幸せのために何ができるかと考えていらっしゃいます。もちろん、技術的・理論的な内容として特にお薦めされている「５S活動」を行ったコンサルティング先様の製造現場やオフィス、倉庫が劇的に変化された様子、業績が改善したお話を拝聴したときも、驚きと感動がありました。

戸敷の講演で何かエピソードはありますか？

会場の皆様がだんだん講演に引き込まれるご様子が伝わって参ります。
また講演が終わった後は、満足感、充実した時間だった、やってみよう、という雰囲気も伝わって参りますね。ユーモアのおかげで、耳が痛いような話でも素直に聞けてしまいますから。
以前、大手事務機器企業のセミナーを北海道でお願いした時、アンケートの満足度が「99.7％」でした。
このような評価をいただきますと、ご紹介した私までお客様のお役に立てた気持ちになれて嬉しいです。

今後の戸敷の講演に期待することは何でしょうか？

最近、アルバイトさんや新入社員さんなど人材育成についてや職場のコミュニケーション不全を解消したいといったご相談を多く頂戴します。
リーダー、幹部の方々はなぜ若者には会話が通じないのだろうかといった漠然とした疑問や不安をお持ちなのかもしれません。

先生の講演では、なぜ組織では、お互いが理解しなければならないのかといったことを、あいさつやマナー、共通言語の不足といった根本的な部分からお伝えされています。ですので、その後の理論的な部分も腑に落ちます。世代間ギャップの大きい時代は、このような講演も重要な位置づけになりそうです。先生にますますご活躍いただきたい分野です。
またこれから社会に出て活躍される学生さんに「働く意味」や「生きる意味」を知っていただく機会としてお薦めしたいです。

今日はどうもありがとうございました。