とじき雑感

黒字率 83% !!

    弊社が業務提携をしている「IGブレーン」は、長崎の会計コンサル企業です。
    すでに8年近いお付き合いになりますが、その代表である野口社長は、私が最も信頼し尊敬する会計人です。

    そのIGブレーンのサービスに「MAS(Management Advisery Service)監査」というものがあります。 具体的に言えば、経営計画を立案し将来の意思決定を行い、会社の方向性を明確にする「先見経営」と、達成管理の徹底により現状を把握するとともに予測される経営の不都合に対し先手を打ち、素早く対策を講じる「先行管理」をサポートするサービスです。もちろん、全国にこうしたサービスを行う企業はありますが、IGブレーンの場合、その徹底性と精度が極めて高く、絶大なる結果を残しています。 IGブレーンが行うMAS監査サービス提供先の黒字率は【83%】です。 弊社の「組織活性化プログラムコンサルティング企業」の多くも「5S活動」や「絶対利益管理」で組織の体制が整ったあと、このMAS監査サービスの提供を受けていますが、弊社関係の紹介先も90%が黒字です。

     

    th_スクリーンショット 2013-09-29 22.37.10組織には「上流の課題」と「下流の課題」があって、一般的にそれらは幾重にももつれ合っています。経営者がイライラしたり不安になったり、社員が不平や不満を感じているのは、その課題が複雑に絡み合い明確になっていないからです。そうした組織課題を一度テーブルの上にきちんと載せ、将来ビジョンの観点から優先順位をつけて改善に取り組むと、本来その組織が持っていた能力がスムースに発揮され、期待する結果が得られるようになります。実際に紹介先企業によっては、赤字企業から見事に脱却し、業績を伸ばし始めた組織がいくつかあります。

     

    先日、東京へ出かける用件があって、その夜、横浜でそのMAS監査を手がけている若い会計コンサルタントふたりと話をしました。昨年そのふたりが所属するそれぞれの企業と合同で「組織活性化プログラム」を横浜で開催したのですが、その流れと中期経営計画やMAS監査が結びつき、大きな成果を生み出している九州の事例を説明しました。ふたりともIGブレーンの野口社長とは懇意にしているので、意味をすぐに理解してくれて、年末と年明けに再び横浜で「セミナー」と「研修」を行うことになりました。
    すでに深く企業経営のサポートに携わっているコンサルタントですから、実に素早く「上流と下流の課題」について納得もしてくれました。
    この不透明な経営環境と九州という限られた商圏での経営で、【黒字率 83%】という数字はある意味驚異的なものです。それも一時的なものではなく、2期連続、3期連続、5期連続という継続した発展に結びついているのですから、まさに本物の経営を行っていると言えます。

    来月から九州でまた1社、MAS監査に取り組む企業組織があります。

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