射撃の目的は「的に当てる」ことです。
生き死にのかかった狩猟目的や戦争時の射撃であれば、「獲物または敵に命中させる」ことが【最優先課題】です。
では、正しい射撃とはどういうものでしょうか?
「構え!狙え!撃て!」というのは間違いです。
一見正しそうに見えるこの手順は、実は間違っています。
正しくは「構え!撃て!狙え!」です。
「構えたら、まず撃つ」ことです。
「撃って狙いが外れていたら、すぐに上か下か右か左かに修正しなおして(狙いなおして)再び撃つことです」
「それでも命中しなかったら、再度狙いなおして獲物(敵)に当てる」そして「弾の続く限り、当たるまで撃つ」というのが正しいのです。
「構えること(格好をつけたがる)」ばかりにこだわっている企業をたくさん知っています。
「狙うこと(考えてばかりいる)」で時間を浪費している後継者を多く知っています。
それらの企業や後継者は、体質としての「スピード感」に乏しく、当然【最優先課題】を忘れ、本来なすべきことを行っていません。
よって成果が上がらず、業績が向上せず、依然として低迷を続け、そしてこう呟くのです。
「いつかする。そのうちにする。誰かする・・・・」
おーい、若者!ちっとも時代に合ってねぇぜ!
「まずは、動いてみなけりゃ、何もわかんないだろう?何でそんな所に佇んでいるんだぁ?」