「プロジェクト」で人を育てる!
「二極化」という言葉をよく耳にしますが、大手・中小に関わらず企業経営における二極化が進んでいます。時代変化にきちんと対応して変化を重ねている組織と従来型の仕組みや意識のままで動けない組織の違いです。どんな組織にも課題はありますが、①生産性が低い ②コミュニケーションが上手く取れない③人が育たない
経営者層から幹部・一般社員の方まで、
組織や世の中の動きに関する気付きを書き綴っています
「二極化」という言葉をよく耳にしますが、大手・中小に関わらず企業経営における二極化が進んでいます。時代変化にきちんと対応して変化を重ねている組織と従来型の仕組みや意識のままで動けない組織の違いです。どんな組織にも課題はありますが、①生産性が低い ②コミュニケーションが上手く取れない③人が育たない
人間には「空間認識能力」があります。空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のことです。つまり自分がどこにいて、どのような状態にあるのかを絶えず知っているということです。これがなければ階段ひとつ登れ
ある統計で「企業の寿命は23,6年」というものを見たことがあります。2013年に倒産した企業の創業年数を調べたらそんな数字になったというのです。以前は「企業の寿命は30年」と言われていましたから随分と短くなっています。それだけ時代変化が早いということであり、同時に創業年数がこれからを保証しないとい
2016年7月11日発行のメルマガ「南風通信」の再録です。こんにちは。戸敷進一です。ようやく「本」を出すことになりまして、今週はそのご報告です。2000年に前職である建設会社の部長職を辞し、コンサルタントとして独立しました。独立した頃、いつかは「本」を書きたいと思っていたのですが
隔週でお届けしているメルマガ「南風通信」も体調不良で2ヶ月ほど休載してしまいました。ようやく6月になって「再開」しました。腰痛が悪化する直前の3月14日の文章です。まだ熊本で地震が発生していなかった頃のメルマガ記事です。(再録・ダメなものは、ダメ!)こんに
ある雑誌記事で、最近の若者はパソコンが使えないという話が出ていました。スマートフォン発売から8年(iPhone発売2008年)、タブレット端末の普及から6年(iPad発売2010年)が経って、指先とアプリで何事も済んでしまうのでコンピュータ技術を身につける必要がないという話でした。同時にあるネッ
20年近くコンサルタントとして企業に関わり、最近になって分かってきたことがあります。多くの組織の役員級の経営幹部を眺めた時、3種類の道筋があります。 経営者一族なので役員をしている 経営者が引き上げて役員とした 自力でポジションを勝ち取った役員 の場合は、最初から役割りと
コンサルタントを始めた40代前半の頃は、クライアント先の社長は年上の方が多く、当時は部長や専務たちと同世代でした。そのうち時が過ぎその世代が経営トップに立ち、最近では自分より若い世代が常務や専務から社長へ上がってきました。時代の変化や時間の経過の中で最近感じるのは「社長の言葉」の質の変化です。昔自分
組織人が一気に成長する瞬間があります。① 後輩ができた時② 役職について「役割り」を自覚した時③ 人前で自信を持ってプレゼンが出来るようになった時後輩ができた時、誰でも「お兄さん」「お姉さん」めいた行動をしなければなりません。それまで組織の一番下で使いっ走りのようなポジション
企業経営を考える時、もっとも重要な事は「組織の目的を明確にする」ということです。そして。その目的を考える時にふたつの視点が必要です。ひとつは「利益を出す」という原理原則です。組織を維持するためには利益が必要で、そこで働く人々はある意味生活するための金銭を目的としています。その金銭を安定的に、
世界史を学ぶと「疫病」「天候不順」「食料不足」「宗教」などという要素が幾つか絡まって世情が不安定になり必ず「戦争」が起こり、その後の復興を経て次のステージを迎えるというサイクルに気づきます。いつの時代も、社会的な動きや自然的な変化の組み合わせが引き金となって世の中が大きく動きます。東アジアに関して
ある企業の社長から、かなり強い口調でクレームを受けたことがあります。「組織活性化プロジェクト」に取り組んでいるのだがベテランたちとリーダー・メンバーがうまくいっていない。ベテランが反発をしてどうにもならない。なんとかしてくれ、という話です。 リーダーは後継者である専務です。メンバーは工場長と若
5月21日発行のメルマガ「南風通信」の再録です。かつては「10年ひと昔」などと言っていたのですが、最近では「ドッグイヤー」「マウスイヤー」です。あっという間に周りの風景が変わってしまいます。【5月21日発行 メルマガ 喃風通信より】 こんにちは。戸敷進一です。 もう
日本女子サッカー代表チームを「なでしこジャパン」と呼ぶようになったのは2004年からです。その年アテネオリンピックがあって、開幕式の前日に女子サッカーの予選リーグが始まり、「なでしこ」はスウェーデンに1:0で勝ちました。深夜テレビでその試合を観てから、密かに「なでしこファン」です。何しろそのスウェー
組織と群衆の一番の違いは「目標の共有」の有無にあります。ある場所に同じ時間に集まり同じ目的を持っていたとしてもそれをもって組織とは呼ばない。例えば、コンサートや映画鑑賞などは「楽しむ」という共通の目的を持った人の集まりだが、そこには機能性はない。つまり、役割りも責任も時にリーダーさえ必要とし
ある日、私より少し年上の方々と話をしている時に、若者たちに対する悪口が出た。「昔は我々も社会も年寄りを大事にしたものだが、最近ではいい加減な連中が多くなって尊敬心のかけらもない!嫌な時代になったものだ」周りにいる年寄りの人達が一斉に頷く中、私だけが頷かなかった。「そうは思わんかな、とじき
前職は土木の会社の現場監督です。一級土木施工管理技士や測量、重機、安全、火薬の資格などを持っています。小さな会社だったので早くから管理業務に携わり、管理部長、土木部長、常務などを経てコンサルタントの道に進みました。最初は建設系企業が主体のコンサルティングでしたが、そのうち製造やサービス。流通などに関
今年の4月に発行したメルマガ「南風通信」の文章です。本当に気をつけておかないと誰かに踊らされてばかりの人生で終わってしまいそうです。気をつけておきましょう。こんにちは。戸敷進一です。4月もあっという間に最終週です。つまり一年 の 3 分の1がそろそろ終わるというこ
「組織の運営に関して優劣を一番感じる点は何か?」という質問を受けました。しばらく考えて「二番手の資質」と答えました。企業組織は基本的に階層で構成されています。社長、専務、部長・・・一般社員、アルバイト・パートなどという三角形の中に職位が定められ、階層的に構築されています。サークルや同好会など
今年の5月11日発行のメルマガ「南風通信」の再録です。地方格差が叫ばれて久しいのですが、それはこれだけ情報インフラが整った現在でも一向に変わっていません。地方の人は都会の出来事をよく知っていますが、都会の人は地方のことなどまったく知りません。おそらく興味もありません。そのことを知っておかないと・