「大人」といっても、成人のことを言っているのではありません。組織の中の「要素」としての「大人」の話です。

組織の中に「大人」がいるかいないかはかなり重要な問題です。

「大人」とは、物事を見る時に「適切な距離感」を持っているかどうかということです。

時折、部下と一緒に大騒ぎを始める幹部を見かけます。

組織の中で何か問題が起きると、部下と一緒になって何かを(誰かを)罵り出す。何か楽しいことがあれば、一緒になってはしゃぎ始める。辛いことがあると一緒になってふさぎ込む・・・・。まるで、子供の様な幹部です。

 

例えば、幼稚園生たちがはしゃいでいる時に、本気で一緒になってはしゃぎまわる「大人」はいません。幼稚園生たちの中で揉め事が起こったとき、一緒になってその揉め事に口を挟む「大人」はいません。少し離れたところから子供達を見守り、普段はニコニコしているのが「大人」です。必要なときに出て行って、子供達をたしなめるときも、「大人」の口調は限りなく優しいはずです。そして、叱る必要があるときには、「大人」ならば、きちんと理由を説明して、しっかりと叱る!。

ところが、「大人」の組織あるはずなのに、「大人」がいない組織がある。上から下まで、全員ではしゃぎまくっている。テーマが変わると、雀のお宿。まとまりがなく、おまけに知性のかけらもない。

 

上手く行っているときはいいのだが、何かことが起こると、個人名を持ち出して、陰口の言い合いと、愚痴のオンパレード。挙句、酒でも入ろうものなら・・・。

組織に、「大人」がいないのである。

人を育てようという意識も仕組みもない。

いつもニコニコ笑っている「おじいちゃん」では駄目なのだ。見るべきところを見て、抑えるところを抑え、叱るところを叱る。つまり、距離感を持って、人や物事を見れるかどうか。

これは、どうやら年齢の問題ではなさそうです。20代で充分「大人」の若者も居れば、40を過ぎても「ガキ」は「ガキ」。

 

組織の中に「大人」がいるかいないかはかなり重要な問題です。

「大人」とは、物事を見る時に「適切な距離感」を持っているかどうかということです。

さて、あなたの組織は??