コラム組織活性化関連のコラムです

お馬鹿の国の・・・

ある日、新聞を読んでいて奇妙な気分になりました。朝日新聞の天声人語で、「スマホフリー」に関して、変な文章が書かれていたのです。〜スマホフリーはスマートフォンを使わないこと。できるわけない、と悲鳴が聞こえそうだが、試みている会社が岐阜県にある。私用のスマホを使わない社員に、毎月5千円の奨励金を

残された6年間

帝国データバンクの情報誌に、毎月コラムを掲載しています。購読者の層が広いため、内容が少し大きな枠組みになることがあります。1月の原稿は、年初でもあったので、少し気合いを入れた文章になりました。日本の社会的構造として、2020年を過ぎると、団塊の世代が一斉に後期高齢者に突入します。昭和22

レジュメ 2014年巻頭言

世の中の流れが時代の風を生むその時代の風をどのように感じるかはその組織の【性質】による性質とは「素質」と「資質」のことである「素質」とは、生まれながらの体質と気質のことであり「資質」とは、生まれ持った天性の才能のことであるそして、「素質」と「資質」は、磨かなけ

南風通信再録 〜突破する力〜

昨年、11月のメルマガ南風通信です。時代は成熟をしていて、マスコミなどは安易に「閉塞感」などという言葉を使います。しかし本当の意味で「閉塞」しているわけではありません。個人も組織もいくらでも進むべき道筋はあるのです。無責任なテレビのコメンテーターや評論家の言葉に踊らされることなく、我が道を切

やってみせ、やらせてみせて、フォローする! 

表題の【やってみせ、やらせてみせて、フォローする】という言葉は、トヨタでリーダーたちが使っている言葉だそうです。(PRESIDENT 2013年19号より)太平洋戦争開戦当時の、連合艦隊司令官・山本五十六の言葉である「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」の現代版という

再びの「時間軸」〜成長の時間〜

年賀状に混じって、白い封筒が入っていた。年賀状を読むよりも先に封を切ると、ある会社の役員会の報告で「新役員」が選出されたという内容のものでした。埼玉県にあるその会社とのお付き合いはずいぶんと古い。当時34歳だったT君が「副社長」に、そして当時32歳で現場監督だったI君が「取締役」になっていました

経営の「時間軸」

毎月、帝国データバンクの情報誌に経営コラムを寄稿しています。昨年(2013年)の11月に掲載された文章を再録します。経営の「時間軸」大正元年は西暦で言えば1912年のことで、今年は「大正101年」に当たります。100年企業をリアルに想像するとすれば、大正の初めから現在

信号ひとつで…

博多駅周辺の信号システムが、昨年末に変更になりました。博多駅北側の交差点が「歩車分離方式」といういわゆるスクランブル交差点になったのです。国道3号線から博多駅に入ってくる車両や大博通りに抜ける車で交通量の多い交差点で、曜日や時間帯によっては渋滞する場所でもあります。年末のある日、マンシ

2014年 始動

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。昨年末から新年まで、いろいろなところで文章を書かなければなリませんでした。新年は暦の節目なのでいくつかの確認事項がありました。2014年は、「明治146年」「大正102年」「昭和

準備は出来たか?

今年の2月、博多駅の近くにある「グリーンホテル」の解体工事が始まりました。およそ10階建てのビルの解体は大掛かりなもので、なおかつ交通量の多い場所なので、フェンスの設置や安全施設の設置などはかなりレベルの高いものでした。「解体施工技士」という資格を持っている私は、解体工事に関して素人ではありませ

リンゲルマンの「綱引き実験」

毎週月曜日、恐れも知らず「手書きのFAX通信」【とじきレポート】を発行しています。今どき、「手書き」とはいささか時代遅れなのですが、そろそろ1年半になります。ある日、ある結婚式でご一緒した会計事務所の先生がいきなり「先日の綱引きの話はう

利益阻害要因!

司馬遼太郎という作家は「言語」に関して緻密な考え方を持った作家でした。彼の随筆や講演録を読むとそのあたりのこだわりが濃厚に随所に現れています。【精神を表現するには生活用語だけでは足りません】という言葉が、彼の講演録の中に出てきます。生活用語とは、お父さんが家に帰ってきてお母さんに「風

再び 黒字達成率 83%! 〜3年間の挑戦〜

先日「黒字率 83%」という記事を書いたら、IGブレーンの山本くんからこんなコメントを頂きました。先日、データをまとめた際に出てきました。弊社のMAS監査提供先の黒字率「83%」よくよく考えてみると凄いデータなんですよね!「赤字8割・黒字2割」なんて言われる時代で間逆

「お知らせ」ではなく

情報とは、一般的に【information】の訳とされ、ニュースや知識などという新しいことを知るための要素と理解されています。時に「お知らせ」という意味を持ちます。そして「とにかく新しい情報が必要だ」などという使い方をします。その思いが強まると、まるで強迫観念のように「量」と「速度」

黒字率 83% !!

弊社が業務提携をしている「IGブレーン」は、長崎の会計コンサル企業です。すでに8年近いお付き合いになりますが、その代表である野口社長は、私が最も信頼し尊敬する会計人です。そのIGブレーンのサービスに「MAS(Management Advisery Service)監査」というものがありま

組織の「上流」と「下流」

組織の課題とは、煎じ詰めれば「上流と下流のバランス」のことです。【上流】とは経営者のことであり【下流】とは組織のことです。経営に関しては売上や利益や企業の社会的責任などという細かい話は出てきますが、結論から言えば、「上流が上流の仕事」をしているか、「下流が下流の仕事」

組織活性化の本質 〜信念が道を開いた〜

9月の「とじき塾」経営者編も、組織活性化活動の実践企業さまの経営者の方に「決意〜活動開始〜プロセス〜成果」について語っていただきました。お願いをしたのは、伊万里市にある「早田株式会社」の早田社長さまです。弊社との付き合いは四年になりますが、今回は経営者の方々への説明ということで、導入時期の困

組織活性化の本質 〜実践こそ命〜

「組織活性化活動」の実践企業に、活動プロセスと現段階での達成状況の説明をしてもらいました。発表の場所は毎月博多で開催している【とじき塾】の幹部編と経営者編でした。午前の部は、佐賀県の企業でした。昨年の6月から「組織活性化活動」に取り組み、一年間の組織変化と利益変化

5S活動と「説得」

企業を含めた組織の中で、もっとも少ない行動は【説得する】という行為です。そんなことはない。私はいつも上司を説得していますよ、と言われる方がいらっ しゃるかもしれませんが、実際には「説得して」いるのではなく、提案に対する 「納得」かまたは「許可」をもらっているだけです。 そもそも、組織の中

再録 イメージで語る馬鹿!

「いやぁ、とじきさん。以前ブログに書いていた【アルプスの少女ハイジ】の話は面白かったですなぁ。最近あんな話は書かないのですか?」ある方と話していたら、こんなことを言われた。うーん、【アルプスの少女ハイジ】??うーん、そんな話、書いたっけ??先日、外付けのHDを復旧した時、暇を

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