コラム組織活性化関連のコラムです

「世代別」教育訓練の勧め!

コンサル先への研修で、教育訓練は欠かせません。全社教育訓練、部門別教育訓練、幹部教育など種類は多くあります。しかし、最近では、「世代別教育訓練」が必要になってきました。何しろ、世代間で「言葉」が通じない。若い世代は、スティーブ・マックインを知らず、アラン・ドロンを知らない。ソニーのベータ

「海図」のない時代

事業規模に関わらず、業種に関わらず、経営者は絶えず「孤独」です。どんなに組織が充実して、業績が上向いていたとしても、経営者は「孤独」です。「孤独」である理由は、その組織に関して【決定する】という一点において、その役目を担うのが、経営者以外にいないということにあります。優秀な経営幹部をそろえ、

やらされ「5S」ではなく!

「組織活性化」のための【プロジェクト】を立ち上げようとする時、「推進メンバー」の選択はなかなかむつかしい。 「組織活性化マニュアル」には詳しく書きましたが、推進のための「エンジン」をどこに設置するか、どの組織も当初悩みます。小さな組織であれば、まず経営者自らがエンジンとなって【プロジェクト】を興さな

後継者の「生命力」

どう考えても「生命力」の問題になる。時代が大きく変る時、経営環境が「激変する」のは当たり前のことです。従来型の「思考」や「手法」では、その先を凌いではいけない。当然、組織の意識や仕組みを時代に合わせて「変化」させる必要があります。ところが、20年、30年と「成功体験」を積み上げてきた【当

自分達で「考える!」

ここ数日、立て続けに「活動報告書」が送られてきています。 さまざまな地域の組織が、同時多発的に「組織活性化活動」に入っているのですが、ちょうど連休が間に入るので、「連休明けに、進捗状況の報告」をお願いしていました。 【5S活動】は、それ自体が目的なのではなく、「組織活性化」のためのひとつの手段に過ぎ

緻密なる「戦略」の時代

内側に向う「経済」このところ、震災情報や編発情報に紛れて、きちんとした「経済情報」が出てきません。風評被害ならぬ「風評」に似た噂のたぐいが蔓延していて、「正確な姿」が見えてきません。各種の経済指標も、テレビや新聞の片隅に追い立てられ、油断をしていると見逃してしまいかねません。多くの企業では20%

「企業サイクル」を考える

企業が顧客に提供する「商品」や「サービス」には、【サイクル】があります。挑戦・・・・・活動や販売を始めてたばかりで、結果が出ていない状態成長・・・・・・挑戦が実を結び、結果が出始め、売上が伸びている状態安定・・・・・・組織の主力商品・サービスとして顧客に支持されている状態成熟・・・・

「常識」を疑う!

生まれて初めて東北の冬を体験したのは、岩手県です。大阪から飛行機で「花巻空港」へ向かいました。冬には珍しく雲ひとつない強い日差しの下に広がる一面の銀世界を飛行機の窓から見下ろした時は、まさに息を呑みました。学生時代以外、南九州で過ごした身には生まれて初めて見る一面の銀世界でした。しかし驚いたのは

失敗の「背景」

【失敗知識データベース】というサイトがあって、以前そのサイトで随分勉強させてもらいました。そのサイトにこうした分類がなされています。個人に起因する原因個人・組織のいずれの責任にもできない原因組織に起因する原因誰の責任でもない原因詳細はサイトを見ていただくとして、失敗時における

とじき充電中

ここ2日ほど、旅をしています。いつもの旅は「仕事の旅」です。今回の旅は「自分の旅」です。時に、こうして「直接」気になっている場所へ出かけ、時間を気にせず、旧跡を訪ねます。写真や文章やネットからでは窺い知れないものが沢山あります。「出かけて初めてわかること」や「その場に体を置いて理解できる

歴史の中の「5S」

「5S活動」に対する誤解は、教育制度にあるのではないかと疑ってます。 学校を出て、もう随分になるので最近の事情はよく分からないのですが、「整理」「整頓」などという言葉の意味を、子供の頃は【道徳】という時間に習った覚えがあります。当時の【道徳】の時間では、「勤勉」「正直」「節約」などと同じように「整理

社長、忙しいですか?

さて、多くの人たちが「忙しく」働いています。ごく一部の人たちを除けば、暇を持て余しているわけではありません。朝から晩まで「忙しく」働きます。では、「忙しい」とはどういうことを言うのでしょうか。組織改善のお手伝いをしている中で「忙しい」という組織の事情はどこも同じです。業務はいつも待ってくれな

組織の「リズム」について考える

音楽の三要素とは、メロディー(旋律)・ハーモニー(和音)・リズム(拍子)のことをいいます。美しい音楽とは、この三要素が整った状態のことを指し、どの楽曲もこの要素が壊れてしまっては、聴くに耐えない。不快なメロディー、にごったハーモニー、狂ったリズムは、音楽ではない。音楽ではないので、誰も聞

人が育たない「理由」 〜赤ん坊は転んで歩き方を覚える〜

経営者や経営幹部は、当然のことながら「経験」を積んでいる。時には修羅場とでも言った方がいいような「経験」を積み重ねて今のポジションにいます。これは、親愛を込めて言うのですが、「馬鹿息子」と周りから言われ続け、先代の跡を継いだ後継者にしたところで、その立場に立ったことのある人間にしかわからない

「震災破綻」49社

東京商工リサーチによると、大震災に関連して倒産した企業は26日までに27社、実質的に経営破綻した企業を含めると49社にのぼります。青森の百貨店、栃木の老舗ホテル、東京の自動車関連製造業、福岡のイベント企画会社、宮崎の和牛生産、大阪の衣料品販売店と、業種も地域も幅が広いのが特徴でしょうか。遠方の地

「5S」の裏側

【5S活動】・・・整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字が全てSで始まることからこれらの活動を称して5Sと呼ぶ。講演やセミナーで、短い時間ながら5S活動の実践写真をお見せする。高々30~40枚程度のものなのだが、これが意外とインパクトが強いらしく、アンケートなどのコメントもこの部分に集中する。 【組織活

「人口変遷」概要

「未来」は「現在」の先に広がっています。「現在」は「過去」の延長線上にあります。「過去」を知ることによって、ようやく「未来」を知ることが出来ます。現代は、情報が豊富で、なおかつ高度化された文明社会です。そうなると、今の生活や環境しか知らないので、往々にして「謙虚さ」を忘れ、真摯な「想

「後継者」は育たない?

「後継者」ですか?仕事柄、全国のさまざまな団体に呼ばれます。個別の企業であったり、その企業の安全大会であったり、時に公的機関や金融機関からの講演要請もあります。中小企業の経営環境は、時々刻々変化し、同時に多様性を増しています。組織としては「多角的」なアプローチが不可欠な時代ですから、呼ばれた

佐賀県中小企業家同友会 講演後記

主催者:佐賀県中小企業家同友会開催場所:佐賀県佐賀市佐賀県人口:848000人人口密度:348人/Km2このところ「佐賀」での仕事が多い。講演しても佐賀の「建設関係団体」「農業関係団体」主催のものが立て続けにありました。個人的な感覚なのですが、佐賀は「危機」に対してレスポンスのよ

5Sの「役割」

理想の組織「理想の組織」について考えたことがありますか?経営者として組織を率いたり、幹部として組織を切り回したり、社員として組織に所属しながら、案外こうした「根源的なテーマ」ついて考えたことはないのではありませんか?「俺(経営者)の言うことを聞く集まり」「自由にやりたいことをさせてく

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